2007年11月13日、稽古場にて合同記者会見が開かれました。
島田歌穂
まずブロードウェイで観た時に、とにかく音楽スゴイってのが第一印象だったんですね。ほんとにミュージカルの王道のところをキチッと踏まえながらも、なんてモダンな音楽なんだろうと…作曲のアダム・ゲッテルがリチャード・ロジャースの孫と聞いて、なるほどって思ったんですけど……
ほんとに、音楽が素晴らしく、物語も、ミュージカルでこのような題材を扱うのはとても珍しいという題材。それだけに深い心情を飲み込まなければいけないということで、難しいことだらけです。なのに、なぜ、こんなに稽古場は楽しいんでしょう(笑)
新妻聖子
今回、私の中で最大のチャレンジは『歌』なんですね。いままではわりと、地声でワッとうたう歌が多かったんですけども、今回はわりとクラシカルな歌が多くて、本番までにたくさん稽古して、なんとか形にできればと思っている状態です。
個人的な課題としては、私が演じるクララちゃんの素直さと可愛さを見習って、プライベートでももっと可愛くなれたら(笑)……そうすると小西さんも芝居がやりやすいんじゃないかなと(笑)
シルビア・グラブ
こんなに苦労しているミュージカルは無いのではないか? と、私はいま思っています。
これだけ深く自分のキャラクターを掘り下げて行く作業は、ミュージカルでは、あまりないように思います。そこの部分でミュージカルをやっているというよりは、ストレートプレイをやっているような感覚が、またとても楽しい。ショウナンバーのある華やかなミュージカルとは全然違う、人間模様を見せるお芝居で、いまから本番が楽しみです!
小西遼生
すごく純粋な、一途な恋をこの舞台でします。こんなにもひとりの人を愛して、愛して愛して愛し続ける役をやるということに、まず、いますごく幸せを感じています。
キャストや作品の魅力といったものにも感激していて、歌の難しさを感じるヒマが無いくらい楽しい気持ちでいっぱいです。この充実感が、役に、完成度に繋がれば、と思いつつ、がんばっておりますので、是非、劇場に足を運んで、この作品を見ていただければな、と思います。
鈴木綜馬
これはボーイミーツガールの話でもあるんですけど、それを軸にしながら、実は、島田歌穂さん演じるマーガレットが再生していく話なんだよ、ということをG2さんが最初に教えてくれた。最初の読み合わせの段階から、ほんとに場面場面、一行一行、一言一句にいたるまで、ここはこうだよね、ああだよねと、G2さんとみんなで考えて練りあげていったんですね。とてもいいスタートを切れたと思って感謝しています。
みんなで芝居してる、この感じが、そのまんま舞台にのっちゃうと思うんですけど、このチームワークの良さを是非体感していただきたいです。
G2
音楽は、クラシックの非常に美しい響きのなかに、ジャズの難しいテンションノートが入ってくるような、とてつもなくキレイな楽曲ばかりで、しかも一曲の中に起承転結がある。もちろんミュージカルでは歌でお話が進んで行くことはよくあることなんですけど、この作品では一曲の中で心情表現が揺れる! っていうのがすごくて、そこがこのミュージカルの音楽の、演劇的な側面から見た特徴です。
それを見事に歌いこなすミュージカルの実力派が揃っているとともにですね、今回の作品は、いままでのミュージカルには無かったような趣向や仕掛けのみどころがある。そしてストーリー性も高く、面白くてしかも深い。ストーリー部分を重視する必要があるということで、ぼくが、細かいことをねちねちネチネチ言ってるんですけど(笑)、それを皆さんにすごく吸収していただいて、日に日に、くっきりと芝居ができあがってきています。だから、いま稽古場で楽しくてしかたない。
深いとか難しいとか言ってますが、見るぶんにはほんとに楽しくて笑えるし、物語にスーッと入って行ける。普段、ミュージカルはちょっと…なんて、食わず嫌いのかたも是非来ていただきたいし、ましてやミュージカルファンはこれを見逃したらファンを名乗っちゃいけないんじゃないかと(会場笑)。
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