佐藤アツヒロ
1987年光GENJIの一員としてデビュー。端正なルックスで人気を集める。1995年の解散後はソロに転向。現在は舞台を中心に活躍し、大劇場から小劇場まで様々な作品に出演し多くの観客を魅了している。
主な出演舞台に、北九州芸術劇場『地獄八景‥浮世百景』、『愛と青春の宝塚〜恋よりも生命よりも〜』、『HYMNS』、サードステージ『ララバイまたは百年の子守唄〜「ハッシャバイ」より〜』、劇団☆新感線『犬夜叉』『七芒星』『髑髏城の七人〜アオドクロ』、松竹『ありがとうサボテン先生』、花組芝居『夜叉ケ池』、RUP『ボーイング・ボーイング』『エドガーさんは行方不明』、まつもと市民芸術館『いとこ同士』、TeamARAGOTO『エビ大王』、つかこうへいゴールデンシアター『蒲田行進曲〜城崎非情編〜』など多数。

田中美里
1997年、NHK連続テレビ小説『あぐり』のヒロインに抜擢されデビュー。その後、ドラマ・映画・舞台に多数出演ほかに、ラジオ「MORNING CRUSIN」のパーソナリティーやナレーション・声優など幅広く活躍している。
主な出演作:舞台/ 『わが町』初舞台(鴨下信一演出)、『かもめ』(マキノノゾミ演出)、『写楽考』(マキノノゾミ演出)、『錦鯉』(土田英生演出)、ダンダンブエノ公演『砂利』(倉持裕演出)、『山の巨人たち』(ジョルジュ・ラヴォーダン演出)等。
TV / 『京都南署鑑識ファイル4』シリーズ(EX)、『その男、副署長〜川原町署事件ファイル』シリーズ(EX)
映画/『一本の手』(森谷晃育監督)、『黒い家』(森田芳光監督)、『みすゞ』主演(五十嵐匠監督)、『探偵事務所5』(林海象監督)、『能登の花ヨメ』主演(白羽弥仁監督)、『群青 愛が沈んだ海の色』(中川陽介監督)等。

久ヶ沢徹
1986年、役者デビュー。1992年、サモ・アリナンズ旗揚げ時より役者として参加、ほぼ全公演に出演。小林賢太郎プロデュース『PAPERRUNNER』、G2プロデュース『ツグノフの森』『ジェイルブレイカーズ』『痛くなるまで目に入れろ』『止まれない12人』、KKP『TAKE OFF』『LENS』など数々のプロデュース公演に出演。『フットルース』『ピーターパン』などミュージカルへの出演の経歴も持つ。2008年度より自らたちあげたユニット『BIJYOGI-JCT』では、紺とライブを行い活動の場を広げている。映画『感染列島』『フライング☆ラビッツ』や、テレビ『ちりとてちん』『ファイト』(NHK)、『ですよねぇ。』(TBS)、『ロト6で3億2千万円当てた男』(EX)、『白と黒』(CX)、『鉄道捜査官スペシャル』(EX)、CM『花王ピュオーラ』『ニッスイ焼きおにぎり』など出演多数。

福田転球
1993年に「転球劇場」を旗揚げ、座長を務める。以降、 06年のさよなら公演『3バカ』まで13年間、31作品全作品に出演。構成・演出を手がけた。すべてエチュードで作り上げるその作品は、観客から人気はもちろんのこと、多数の舞台俳優たちをも魅了し「客演で出演したい劇団」として支持を得る。08年に早くも再結成。外部作品にも圧倒的な個性で幅広く活動する役者として精力的に活躍中。watmayhem『パンク侍、斬られて候』、『昭和島ウォーカー』、『春子ブックセンター』、AGAPE store『地獄八景亡者戯』、G2プロデュース『ツグノフの森』、新橋演舞場『憑神』『魔界転生』や、山内圭哉との『2cheat』、平田敦子との二人芝居シリーズ・福田転球×平田敦子÷土田英生『戸惑い男、待ち女』など。俳優業の他にも、MBS『パンチ・デ・ニーロ』などパーソナリティーとしても活躍している。

辻修(動物電気)
劇団「動物電気」に93年の旗揚げと共に参加。驚異的に柔らかい関節を持ち、操り人形のような特徴的な動きが自在。また、ペタッとした人工的な声での特異キャラが異彩を放つ。痩せすぎのボディから繰り出される狂気の笑いは、ギリギリ「キモかわいい」が、一方で孤独の影も色濃く感じさせる。その異色の存在感で、映像作品にも数多く出演。
劇団公演のほか、シリーウォークプロデュース「フリドニア」猫のホテル『土色の恋情』、ナイロビプロデュース『気ままにミッドナイト・タイフーン』、劇団、本谷有希子『無理矢理』、演劇キック『レミゼラブ・ル』、田村亮一座『噂のホスピタル〜太陽のコマチ、エンジェル』、月影番外地『物語が、始まる』など外部出演多数。自身が企画・構成・出演を務めるユニット・モッカモッカのメンバーとしても活躍中。09年11月劇場公開映画「曲がれ!スプーン」では長澤まさみと共演している

内田慈
日本大学芸術学部文芸学科を中退後、演劇活動をスタートする。
特定の劇団に所属せず、オーディションで活動の場を広げ、さまざまな劇作家、演出家に出会う。なかでも、前田司郎(五反田団)、青木豪(グリング)、倉持裕(ペンギンプルペイルパイルズ)、三浦大輔(ポツドール)、前川知大(イキウメ)、岩井秀人(ハイバイ)ら、20〜30代の新進劇作家・演出家の作品にいち早く出演。また、難解な脚本と精緻な演出で知られる岩松了の初の音楽劇『死ぬまでの短い時間』(07年)でも、劇空間を堂々と支える演技が好評を得た。近年は岩井、前田、三浦、前川の新作に中心的な役で出演し話題を呼んだほか、韓国の気鋭演出家チャン・ジンの『不器用な人々』、新劇の注目演出家・森新太郎の『城塞』でリーディングにも初挑戦。岡田利規(チェルフィッチュ)演出の翻訳劇『タトゥー』でも確かな存在感を舞台に刻んだ。また本広克行監督『少林少女』、橋口亮輔監督『ぐるりのこと。』など映像作品においても続々と活躍の場を拡げている。

浜田信也(イキウメ)
2004年からイキウメで活動。身近な生活と隣り合わせに異界が現れる、スリリングな世界観を特徴とするイキウメの劇世界で看板俳優を務める(主宰 前川知大)。劇団公演では、『窓際のベリーロール』『思慮深いモンスター』『関数ドミノ』『散歩する侵略者』『短篇集 図書館的人生Vol.1』『PLAYER』『狂想のユニオン』『眠りのともだち』『表と裏と、その向こう』『図書館的人生Vol.2 盾と矛』『イキウメ短篇集』に出演。
そのほか外部公演で、ハイバイ『ヒッキー・カンクーンエンゲキリョウホウ』『ポンポン』『無外流、津川吾郎』、空晴『引っ越しのススメ』など。7月3日よりシアタートラム『奇ッ怪〜小泉八雲から聞いた話』に出演。

諏訪雅(ヨーロッパ企画)
'98年、上田・永野を誘ってヨーロッパ企画を旗揚げ。以降、全作品に出演。外部作品への出演や、ラジオパーソナリティとしても活動。また、Webページ「ヨーロッパスタジオ」のプロデュースや、パンフレット「ヨロッパ通信」の編集長もつとめる。さらに、映像作品のディレクションや、ヨーロッパ企画DVDのプロデュースも、数多く手がける。最新の劇団公演に『ボス・イン・ザ・スカイ』。主な外部出演作品にPARCO+東京グローブ座PRESENT『昭和島ウォーカー』、原田泰造主宰代田’Nプラネッツ『恋するクランケにキスと包帯を!!』がある。
映画の出演に『陰日向に咲く』、『フライング・ラビッツ』『サマータイムマシン・ブルース』など。2009年11月に『曲がれ! スプーン』の公開も控えている。


池谷のぶえ
1994年、ブルースカイらとともに劇団「猫ニャー(のち演劇弁当猫ニャー)」を旗揚げ。2004年の劇団解散までほぼ全ての公演に出演、その後フリーで活動。現在は舞台のみならず、TVドラマや映画で、ナンセンス・コメディエンヌぶりを発揮している。
最近の主な舞台に『蜘蛛の巣』、『この世界から消える魔球』、『冬物語 THE WINTER's TALK』、THE SHAMPOO HAT『葡萄』、シアターコクーン『道元の冒険』『どん底』、劇団、本谷有希子『偏路』ほか、映画作品に『罪とか罰とか』『イキガミ』『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』、TVドラマでは『湯けむりスナイパー』など。

久保酎吉
早稲田「新」劇場、MODEを経て現在に至る。主な舞台に、パルコ『リチャード三世』、MODE『わたしが子どもだったころ』『きみのともだち』、こまつ座『きらめく星座』『紙屋町さくらホテル』、うずめ劇場『開かれたカップル』、ザ・ガジラ『アンコントロール』『ヘル』『国粋主義者のための戦争寓話』、世田谷パブリックシアター『見よ、飛行機の高く飛べるを』、シアターXプロデュース『四谷怪談』、吉祥寺シアター『欲望という名の電車』、新国立劇場『氷屋来たる』など本格派の舞台作品には欠かせない存在。映画『バルトの楽園』『地下鉄に乗って』ほか、テレビドラマ出演も多数。G2作品にはG2プロデュース『Candy's』『ジェイルブレイカーズ』、AGAPEstore『からっぽの湖』に出演。