■イントロダクション

感動と絆、そして希望を描いた「おくりびと」の続編が再び感動の輪を呼び起こす。
『死』に正面から向き合うことで、今を生きることを見つめ直した映画「おくりびと」。
静かな感動の輪はやがて世界に広がり、日本映画界念願のアカデミー賞を受賞して、社会現象を巻き起こした。
演奏家の道をあきらめ納棺師として働く小林大悟、大悟を支える妻の美香。
大悟が就職したNKエージェント社長の佐々木。
個性豊かな登場人物たちが、時に笑いと涙を、そして勇気を与えてくれた。
庄内の雄大な自然を思わせる久石譲の音楽が、物語全体を温かく包んだ。
そんな映画の続編を小山薫堂が書き下ろす。
映画の制作者として、一ファンとして「おくりびと」と向き合った小山氏は、
映画を通じて考えを深めたことや書き残した思いを続編として伝えたくなったという。
映画の音楽はそのままに、静かな感動の舞台が再び日本を包み込む。


■ストーリー

あれから7年余、大悟と美香には哲士という息子が生まれていた。
小学校入学を間近に控えて、家族の暮らしは幸せそのものである。
しかし、あのNKエージェントは、仕事は減る一方で…解散か?!という現実。
父になった大悟、またしても職を失うのか!!
会社を救うため、大悟が作った新聞原稿には
「旅のお手伝い」「年齢経験問わず」「高額保証」の文字。

そんな中、幸せな家族に
悲しくてつらい出来事が足音を立てて近づいている…。






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