坂田「ところで歌舞伎の『娘道成寺』って今の話をベースにしてるんですか」
G2「いや、和尚さんの説法を聞いて僕も今回初めてわかったんだけど、あれは、絵巻に書かれている話の後日談なんだよね」
関「そうそう、あの跡、死んだ安珍の焼死体と鐘を、供養のために埋めて碑を建てたんだけど、それがここ


坂田「ほう、これが
G2「それ以来、ここのお寺は何度か鐘楼の再建を図ったんだけれど、その度に不吉な事故が起きて」
関「そのたびに、清姫の呪いだってことになって」
G2「そのうちの一つを題材にとったのが歌舞伎の『娘道成寺』なんだって。
坂田「へえ」
G2「でね我が『魔界転生』の原作小説には、この道成寺でも死闘が繰り広げられる」
坂田「やっぱ鐘でてきますか?」
関「でてくるで。だってその章のタイトルが『剣道成寺』」
坂田「あそれ、『娘道成寺』とひっかけですね」
関「死闘の内容も、かなりひっかけてある。ね、G2さん、あの場面は、今回の舞台では登場するんですか?
G2「させたい……と思ってる」
関「えーっ、あれが舞台で出来ますか?
G2「普通なら無理でしょうね」
坂田「はあ?」
G2「でもさ、『娘道成寺』も上演したことがある新橋演舞場ですよ。松竹製作ですよ。なんとかしてくれるって」
坂田「そんな他力本願な」
G2「いいんです。どうせ演出家なんて他力本願な職業ですから
坂田「すねないでくださいよ」
G2「すねてないよ。だから、もう今回はここでおしまい」
坂田「すねてるじゃないすか」
G2「すねてない」
関「まあまあ、で、G2さん、次回はどこへ向かいますか?」
G2「いよいよ、紀州藩の本拠地、和歌山城へ入城します

坂田「うわー。来た来た来たっ!」
関「じゃ、いつものアレ、お願いします」
G2「はい、予告写真ですね。じゃあお見せしましょう。ドンっ!


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