□愛知県出演。テレビ、映画で活躍する傍ら、三谷幸喜主宰の劇団「東京サンシャインボーイズ」公演に多数客演。主な三谷作品に、劇団作品『罠』、『ラヂオの時間』、プロデュース作品『笑の大学』がある。愛すべき気弱さから底意地の悪さまで、演技の幅広さには定評がある。以後もジャンルを超えた活躍が続き、再近作に映画『青の炎』、『ドラゴンヘッド』、ドラマ『顔』(CX)、『てるてる家族』(NHK)、舞台『ラ・テラス』(山田和也演出)、『室温〜夜の音楽〜』(ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出)、『ノイズ・オフ』(宮田慶子演出)、『阿修羅城の瞳』(いのうえひでのり演出)等がある。2001年には自ら演劇ユニット「劇団ダンダンブエノ」のプロデュースを開始。小劇場界に限らず、ダンスや音楽界からも特異な才能の持ち主を集め、独自のパフォーマンスを展開している。


 今回、作家は『てるてる家族』を書いている大森寿美男さんに頼みました。が、いちから作家の方に任せちゃうのではなく、こちらのほうからいろんなアイディアを出したり、話し合いをしたりして、そうやって創って、普段のお芝居とは違った作り方。ですので、役者の個性やキャラクターがかなり入ってくると思います、それをどういうふうに大森さんのホンと混ぜ合わせていくのかが楽しみですし、僕自身が単独で演出するのも初めてなので、どこまでみんなをごまかしてついてこさせるか(笑)。そこも楽しみですね。
「二度と近藤とは組まない」と言われないよう、それが第一目標です(笑)。


 今回の作品の元になっている『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』という映画が大好きですね。小説は重松清さんの作品が大好きでして、もう全部好きです。いずれこのダンブエの企画でも重松さんの作品を取り上げたいなぁと思ってるんですけどね。


 僕が小さい頃、犬を飼ってたことあるんですが、ちょっとひどい目にあわせてしまったんですよ。この作品はその犬に対するオマージュみたいなところもあるので、ここでは言わないほうがいいと思います(笑)。


 山西君のところと同じように、ウチも「芳正が不機嫌になったらバナナを与えておけば大丈夫」と、いつもバナナがいつもウチに置いてありました。「バナナ」と「家」ってのが切っても切り離せない関係なんですよ。そこがこのお芝居のキーポイントでもあります。