生瀬勝久VS渡辺いっけいのW主演。そしてゲストに古田新太
3人の個性派俳優が繰り広げるライトコメディーです。


「珍山荘ホテル」は、関西では4月12日スタート、関東ではちょっと遅れて4月15日にスタートした春の新番組。
伊賀上野の山で経営難にあえぐ、こぢんまりした洋館ホテルがドラマの舞台。このホテルをたった1人で切り盛りしているオーナー・岩井泰之(渡辺)と、このホテルに住み着いている岩井の大学時代の親友・夏目雅之(生瀬)と、このホテルを訪れるワケありの女性客(毎回ゲスト)とが織りなすコメディー。
ん? 女性客なのに古田新太?

そんなギモンを胸に、収録現場におじゃましました。
「毎回のゲストを女性にしたのは、男性3人だと暑苦しい感じがするからなんですが、この3人のからみは、暑苦しくても見てみたい(笑)」
プロデューサーの深沢義啓氏が、"生瀬勝久VS渡辺いっけい"のW主演でドラマを企画した段階から、ゲスト・古田新太の回は頭にあったんですね。そして、この脚本を書くことになったのが、G2。

収録はなんと、CMをはさんだ前半と後半を、それぞれ通 しで一気に撮影。実力のある舞台俳優を起用したのは、こんなところにも理由があったんですね。
スタジオのすみっこで見ていると、シーンが途切れないから、まるで舞台を見ているようなライブ感。
「現場はプレッシャーがありますが、この緊張感がいい意味で画面にも出ていると思います」(深沢氏)
脚本と役者の芝居で見せる、というテーマは、同じくABC関西ローカルで制作され、1月から3月に同じ時間枠で放映されていた2人芝居のドラマ「女と男と物語」を踏襲したものだとか。この番組、不覚にも知らなくて見逃しましたが、そうそうたる役者がやっていたんですね。

「珍山荘ホテル」に戻りましょう。
レギュラーの二人とゲストの古田はさすがに芝居をふくらませることにたけていて、見る見るうちに、愛すべきキャラクターの人物が目の前に立ち現れてきます。
ちょっと気づかないかもしれませんが、この番組、音楽をいっさい入れてないんです。音楽がないから、役者が醸す雰囲気、セリフの間が、存分に楽しめるわけです。
そして、G2脚本の物語の内容はというと

……夏目(生瀬)が情報誌に書いたいいかげんな記事のおかげで、珍山荘は朝から電話が鳴りっぱなし。その対応に困り果 てる岩井(渡辺)。ついには、それを読んだ大手雑誌の記者・熊代(古田)が取材に訪れる始末……。


さて、どうなることやら。それは、見てのお楽しみ!

(関西・関東・北陸以外の地域では、残念ながら放映の予定がありません)

「珍山荘ホテル」ABC朝日放送
http://www.asahi.co.jp/chinzanso/ 

現在、再放送、他の地域での放送は未定です。情報が入りしだい、お知らせいたします



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