大阪芸術大学を卒業後、1984年、「キッチュ」の名でデビュー。1984年4月より「松尾貴史」に改名。TV・ラジオはもとより、映画・舞台、はたまたエッセイなど、幅広い分野で活躍。さらには、似せたり、折ったり、回したりまでするなど、よく言えば多才、悪く言えば節操がない。一体どんな分野に繁殖していくつもりなのか?
ANB『SmaSTATION-3』『決定これが日本のベスト』『虎の門』
CX『チョナン・カン』、MBS『世界バリバリ☆バリュー』などに出演中。

「リリパット・アーミー」を退団後、2001年「piper」に所属。piperのみならず、そのエキセントリックかつ繊細な演技でパルコ劇場やG2プロデュース、「阿佐ヶ谷スパイダース」「劇団M.O.P」など多くのカンパニーに主役級で出演。The jizz Monksとしてのバンド活動も行う。AGAPEstoreへは初参加。
リリパットアーミー『天外奇譚』『ボルドーの雫』『ベイビーさん』他
転球劇場『生。』『Jack』、サモアリナンズプロデュース『マクガフィン』、阿佐ヶ谷スパイダース『みつばち』、G2プロデュース『天才脚本家』、劇団M.O.P『オールディーズ・バット・ゴールディーズ』

1994年よりケラリーノ・サンドロヴィッチが主催する劇団「ナイロン100℃」に入団。舌足らずの女子高生から、けたたましいおばさんまで多彩 に演じ分ける。したたかな悪女役で人気を集める一方、落語家・エッセイストとしての顔ももつ。
AGAPEstoreの常連メンバーのうちの一人。
ナイロン100℃『フローズン・ビーチ』、 オリガト・プラスティコ『カフカズ・ディック』、星屑の会『ストロベリーハウス』、ホリプロ『ドント・トラスト・オーバー30』
NHK教育『芸術劇場』の演劇の週の司会など
松永玲子のHP、『マツナガ宅』

1997年より「ナイロン100℃」に参加。以降、すべての作品に出演。2000年、同劇団を退団。2001年より倉持裕が作・演出をつとめる劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」に参加。飄々とした二枚目半のキャラクターを持ち味として活躍中。AGAPEstoreは初参加。
ナイロン100℃『ハルディン・ホテル』『ナイス・エイジ』『絶望居士のためのコント』、ペンギンプルペイルパイルズ『ドリルの上の兄弟』『ワンマンショー』、ヴィレッジプロデュース『1989』、クリオネプロデュース『SLEEPLESS』

1982年、アルバム『Rollong80's』でジャズ歌手としてデビュー。コンスタントにテレビドラマで女優として活躍するかたわら、ここ数年は『世界中がアイ・ラブ・ユー』『ハッピー・バースディ』(アートスフィア)、『奇人たちの晩餐会』(明石家さんまの妻役)など、舞台へも活動の幅を広げている。
TVドラマ『眠れぬ夜を抱いて』『天体観測』『母の告白』『ロ
マンス』『この世の果 て』『オレたちのオーレ』『土曜ワイド劇場』『月曜ミステリー劇場』『火曜サスペンス劇場』『金曜エンタテイメント』
映画『波線のアリス』『許されざる者』『ストロベリーフィールド』





1994年、岩松了プロデュース『アイスクリームマン』に俳優として参加。
1996年、俳優・戸田昌宏、谷川昭一朗と共に演劇ユニット「プリセタ」を旗揚げ。
2000年、自ら主宰する劇団「ペンギンプルペイルパイルズ」を始動。
以降、テレビ・ラジオの脚本、コラムなどでも精力的に活動。
主な作品に舞台(作・演出)プリセタ『コミック』、ペンギンプルペイルパイルズ『握手をしたら指を数えろ』『ドリルの上の兄弟』の他、テレビ脚本『中学生日記』(NHK)、『美少女H2』(CX)、ラジオ脚本『遠い隣人』(NHK FM)など。
2004年『ワンマン・ショー』で第48回岸田國士戯曲賞を受賞


「売名行為」('87〜'91)「MOTHER」('91〜'02)を経て現在G2プロデュース主宰。独自の公演のほか、パルコ劇場との共同制作、松尾貴史とのユニット「AGAPEstore」などを中心に活動中。
ビジュアルの美しさとスピード感溢れる演出でエンターテイメント性の高い作品作りを信条とする。
最近の作品は『ダブリンの鐘突きカビ人間』『地獄八景亡者戯』『人間風車』『BIGGER BIZ』『ヴァニティーズ』(演出)『ゴーストライター』『おじいちゃんの夏』『ロング・ディスタンス』(作・演出)など。